※この記事は、「Sheetmetal メールマガジン」No.291(2026年6月26日配信)からの転載になります。
梅雨空の続く6月は何となく憂鬱な気分になりますが、それを忘れさせてくれるのが紫陽花をはじめとした花々です。
20年ほど前から5月の母の日には紫陽花の鉢植えを贈るのがブームとなり、わが家にも息子夫婦から毎年送られてきます。「家族団らん」という紫陽花の花言葉が、母の日にぴったりであることから、カーネーションに代わる新しい定番ギフトとして人気が定着したようです。しかし、紫陽花は水揚げが早く、ともすると水やりを忘れて枯らしてしまったり、品種改良でさまざまな花の色が出回ったりして戸惑います。
私は定番の、葉の上に残る水滴が光を反射し、花のみずみずしさが際立つ紫陽花が好きです。たまたま知り合いの方から、庭先で咲いていた紫陽花の切り花をいただき、食卓に飾っていますが、紫色の花はいつも凛としていて、なかなか良いものです。このほか出勤途上にあるお宅にウツギの植え込みがあり、雨上がりに白い花をたくさん咲かせて目を楽しませてくれます。
また、昨晩帰宅したら家内が農協で買ってきた色とりどりのカンパニュラが飾られ、食卓の周囲が華やいでいました。最近は近郊の農家が切り花用の花を栽培するようになり、その中でカンパニュラを育てている方がこの時期に農協に出荷されるので、家内はそれを待ちかねて購入しています。
カンパニュラは2008年に放送された倉本聰脚本のドラマ「風のガーデン」を観ていた時に、ドラマに出てくる北海道・富良野のイングリッシュガーデンで咲き誇るカンパニュラと、平原綾香が歌った挿入歌「カンパニュラの恋」が印象的だったことから気に入り、梅雨の時期になると食卓を飾るようになりました。
そんなことで梅雨は鬱陶しい半面、さまざまな花と巡り合えるようになり、楽しみな季節になりました。花に癒される今日この頃です。







