「ニューノーマル」(新常態)への対応も悪くない

 ※この記事は、「Sheetmetal メールマガジン」No.132(2020年5月28日配信)からの転載になります。

 

新型コロナウイルスの感染拡大に対応して4月7日に発出された緊急事態宣言が、5月25日に解除されました。

新規感染者数が大きく減ったことと、感染者を受け入れる病床にゆとりが生まれ、医療崩壊の危機を脱したことが大きな理由です。

 

しかし、PCR検査――1,000人あたりの検査者数がイタリア18.2人、ドイツ17.0人、米国9.3人、フランス5.1人、英国4.5人などと比較的高いのに比べ、日本は1.1人と圧倒的に少なく、抗体を備えた日本人はわずかしかいません。

この状態で感染の第2波、第3波が襲ってきたら、一気に感染爆発が起きる可能性もあります。

緊急事態宣言が解除されたからといって、感染拡大前の生活に戻れば、大変なことが起きかねません。

 

そんな中、最近は新型コロナウイルスとともに生きる「ニューノーマル」(新常態)への対応が、さまざまなところで語られています。

 

私たちが宣言解除後も継続しているテレワークもそのひとつ。

やってみる前は、在宅で仕事ができるとは想像もしていませんでしたが、朝礼、会議、さらには取材まで、オンラインでそこそこ支障なくできました。

ただ、在宅なのでON/OFFの切り換えが難しいと感じました。

独身者や子どもが巣立っている家庭では問題ないでしょうが、乳幼児や小学校低学年の子どもがいる家庭では、大変だと思います。

 

最近は、テレワークができるレンタルルームが駅の周りにもいくつかできました。

覗いてみるとポツポツと部屋は埋まっていました。

 

今回のことで、これから始まるニューノーマルに、どのように適応していくのか、考えなければいけません。

ある友人は、リタイア後の別荘として用意していた房総半島の古民家に転居し、仕事を始めることにしました。

在宅で仕事ができる環境さえ整えれば、都会のマンション暮らしよりも快適な生活ができると考えたようです。

具体的な引っ越しなどはこれからですが、別荘やセカンドハウスを持っている人が、自由に行き来できるような平穏な状態に戻るよう願うばかりです。

 

外出自粛中に自宅近くの里山を散歩していると、散歩したり、マウンテンバイクでツーリングしたりする親子連れとよく出会いました。

虫かごと虫取り網を持って歩く親子連れに出会うと、平常時の週末のような、ほのぼのとした気持ちになります。

 

依然として感染拡大への不安はありますが、ニューノーマルへの対応も悪くないな、と思いました。