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ホームエレベーター群のリーディングメーカー

EML-TK導入で工期短縮と仕掛り削減を実現

三菱日立ホームエレベーター 株式会社

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画像:ホームエレベーター群のリーディングメーカー同工場で製造する各種ホームエレベーター群

業界随一の技術力と製品開発力

三菱日立ホームエレベーター㈱は、乗用エレベーターのシェアでは国内トップクラスである三菱電機と日立製作所のホームエレベーター部門を統合し、2000年10月に設立した。エレベーターに関する両社の最新技術、ノウハウを引き継いでおり、技術力や製品開発力に関しては業界随一を誇る。

また、個人住宅用ホームエレベーターのみならず、福祉施設や公共施設向けの小規模建物用小型エレベーター、小規模共同住宅用エレベーターにも力を入れており、業界に先駆けた製品を次々に開発している。

さらに、中近東やASEAN諸国など40カ国以上に輸出し、グローバル化を推進。現在では海外向けが出荷台数の約30%を占めるようになっている。

左:パンチ・レーザ複合マシンEML-3510NT+AS-2512NTK+UL-2512NTKの稼働率は高い/右:曲げ工程も半日単位で工程を進行する左:パンチ・レーザ複合マシンEML-3510NT+AS-2512NTK+UL-2512NTKの稼働率は高い/右:曲げ工程も半日単位で工程を進行する

国内需要は年5,000台前後

一般社団法人日本エレベーター協会の統計によると、小規模エレベーターを含むホームエレベーター群の国内需要は、2005年には9,623台と年間1万台ちかい規模だった。しかし、2005年の耐震偽装問題、2008年のリーマンショックといった、ホームエレベーター需要にマイナス影響をおよぼす問題が次々と発生。これにより2009年の国内需要は5,149台と市場が半分にまで縮小、それ以降も5,000台前後で推移している。

画像:ホームエレベーター群のリーディングメーカー左:アーク溶接ロボットによる溶接作業/右:自社製作した自動組立装置

会社情報

会社名
三菱日立ホームエレベーター 株式会社
取締役社長
髙部 克則
本社工場
岐阜県美濃市楓台38(美濃テクノパーク)
電話
0575-35-3111
設立
2000年10月
従業員数
238名(2017年4月1日現在)
主要事業
ホームエレベーター群:①個人住宅用ホームエレベーター、②小規模建物用小型エレベーター(老人ホームや保育所等)、③小規模共同住宅用エレベーター(賃貸共同住宅用)―の開発・設計・生産・販売・据付/中低層エレベーター(共同住宅用・一般ビル用)の受託生産
URL
http://www.mh-he.co.jp/

つづきは本誌2017年12月号でご購読下さい。

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