(通巻828号)
2025年5月1日発行 A4変/36ページ 定価:1,100円(税込)
産業分野を問わず「ワンストップ対応」が求められる一方で、特定の工程に特化した小規模な専業メーカーは減少しています。サプライヤーが成長するためには、主力事業の隣接工程・関連工程の増強や内製化が有力な選択肢となります。 今号では、建設・土木工事業や金属プレス加工業が板金加工を取り込んだ事例や、溶接製缶・建築金物から重軽量鉄骨まで手がける事例を紹介します。
板金工場を2倍に拡張 ― 精密プレス加工とのシナジーを強化 「多品種少量生産」と「分散化戦略」で堅実成長 株式会社 内山プレス工業
国土強靭化に対応する修繕事業の部材加工に板金設備を一括導入 点検・修繕作業現場の可視化から製造DXまでの一元化を進める 株式会社 佐藤組
事業領域の拡大・深耕で100年企業を目指す 業務用空調機器関連、受水槽関連、重軽量鉄骨の3分野が好調 株式会社 三藤製作所
量産から受注生産まで幅広く対応・提供できる強みを生かして成長 2027年度に売上100億円達成を目指す 布目電機 株式会社 代表取締役社長 岡本 武志 氏
省エネ化と再エネ活用による脱炭素化を推進 社会課題の解決に挑み、次世代の企業価値を創造する 日崎工業 株式会社 代表取締役 三瓶 修 氏
「子育て」も「キャリア」もあきらめない働き方のモデルケースになりたい 「三代目板金屋」立ち上げから10年 ― 新商品の開発も検討中 株式会社 山崎製作所 企画営業チームリーダー 山崎 瑠璃 さん
ヘミング曲げの加工領域拡大と段取り削減を実現する「軽量ヘミングシリーズ」 株式会社アマダ 金型ソリューション販売部 小澤 康弘
サーボプレスで微細中空構造の量産を実現する精密拡散接合技術の開発 大阪工業大学 工学部 機械工学科 マイクロ流体力学研究室 横山 奨 講師
自社の価値を見極め、ブラッシュアップすることが大切
「第37回優秀板金製品技能フェア」 応募総数に占める海外比率は41.1% ― 板金技術、関連技術のグローバルでの底上げに貢献 次回から日本塑性加工学会会長賞の審査基準に「しぼりなど」を追加予定
「パートナーシップ構築宣言」 M.T.Cが「パートナーシップ構築大賞」中小企業賞
造船・船舶用機器 新造船需要が拡大 ― 船舶用機器の需要増にも期待
令和7年度税制改正 基礎控除の特例等 税理士 毛塚勝貴
(2025年3月分、2025年4月1日更新)