- 内容
- 板金業界では前にも増して、曲げ加工の自動化・ロボット化が課題となっています。少子高齢化と人手不足により、曲げ順序や金型レイアウトなどを検討できるスキルを備えた熟練作業者が減り、技能伝承と自動化・デジタル化への対応が急務となっています。今号では最新のベンディングロボットシステムとソフトウエアを活用して曲げ工程の自動化・ロボット化を進める板金企業4社の事例を紹介します。
3種類のベンディングロボットを活用 ― 曲げの生産能力は約2倍に 自動化は最重要テーマのひとつ ― マテハンロボットの実用化に期待 株式会社 イシザキ
進化を続ける「自社内一貫生産」 ― 顧客の課題解決が使命 ベンディングロボット5台で5個未満~1,000個超の「変種変量生産」に対応 岡田鈑金 株式会社
「ロット1個でもロボットで曲げる」 ― 自動化率70%を実現 5台の自動化セルをフル活用 ― 残業時間は1/2に減少、売上は40%増 株式会社 行田製作所
「5年後の製造現場」を想定してベンディングロボットを初導入 DX・IoTを推進 ― ERPを共同開発中 株式会社 林製作所
最新ベンディングロボット用自動CAM「VPSS 3i ARBEND」 プログラム作成の自動化によりタクトタイムの大幅短縮を実現 株式会社アマダ ソフト商品推進部
中小製造業のHUBとして「付加価値のバトンリレー」を目指す 製造業が疲弊すると日本経済は輝きを失う 株式会社 小川製作所 取締役 小川 真由 氏
デジタル化・グリーン化に果敢に挑戦 最新設備を先行導入して得意先からの信頼を獲得 有限会社 遠藤産業
事業承継を盤石にするため、不断の努力を重ねる アフターコロナを見据え、生産能力を増強 株式会社 大可賀造機/株式会社 ジェー・エス・ティ
多工程プレス加工の合理化を徹底追求 200トン×6台のプレスロボットラインを増設 ― 生産能力は2倍に 株式会社 エスケイケイ
インボイス制度(3) 税理士 毛塚勝貴