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「第5回 AI・業務自動化展」開催

優勝劣敗が進むRPAベンダー

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画像:優勝劣敗が進むRPAベンダーNTTビジネスソリューションズは国内トップシェアの「WinActor」を出展し、「RPA導入サポート」を強く打ち出した

AI・RPA・チャットボットが多数出展

「第5回 AI・業務自動化展」が2021年10月27日から29日までの3日間、幕張メッセで開催された。同展は「Japan IT Week 秋」を構成する展示会のひとつで、AI、RPA、チャットボットなど、業務の自動化に貢献するソリューションが多数出展された。会期中の来場者数は「Japan IT Week 秋」全体で2万2,792人だった。

優勝劣敗が進むRPAベンダー

今回もRPAの出展が目立ったが、コロナ禍の前 ― 2年前の同展と比べると大きく減少した。2年前は多くのITベンチャーが独自開発したRPAツールを出展していたが、この2年間で優勝劣敗が進み、プレイヤーが絞られてきた。

今回出展していたRPAベンダーは、経営コンサルティング事業やシステムインテグレーション事業、ITソリューションプロバイダー事業を手がける大手・中堅企業のグループ会社が目立った。

RPAツールの機能自体はシンプルで、差別化が難しい。その一方で、RPAの操作には最低限、マクロ(VBA)を組める(読んで編集できる)程度のITスキルを前提としていることが多く、非エンジニアには敷居が高い。また、作業を自動化するための「シナリオ」に落とし込むためには、業務プロセスの標準化も欠かせない。そのため、RPAベンダーが提供するトレーニングやサポート、業務改善を支援するコンサルティングサービスの充実度が明暗を分けたかたちだ。

つづきは本誌2022年1月号でご購読下さい。

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