- 内容
- 中小製造業の間でも「環境経営」を目指し、国際認証である「SBT」(科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標)を取得する動きが顕著になっています。環境問題への意識を高く持つことが、これからの時代を生き残るための必須条件であり、SBT認定取得が企業価値や従業員満足度を高めることにもつながるという認識が広がっています。今号ではSBT認定を取得し、環境経営に取り組む板金企業3社を紹介します。
環境経営の一環としてSBT認定を取得 ― 省エネ設備への更新も検討 得意先・社員・地域から選ばれる企業になる 新栄製工 株式会社
「総勢7名の鉄工所」がSBT認定を取得、脱炭素化への貢献を目指す 「建築金物」「設備金物」を手がける鉄工所 ― 現地実測・施工・設計提案にも対応 株式会社 柳田鉄工所
顧客の「脱炭素経営」をサポートする 「ものづくり補助金(グリーン枠)」での設備導入も後押し 株式会社 山本工作所
会員の業種を広げ「実のある工業会」にしたい 受託事業に加え、メーカー指向の商品事業を柱に ― チャンスを逃がさず、勇気を持って決断する 兵庫県シートメタル工業会 会長 濵部 晃 氏 (有限会社 浜部製作所・株式会社 ハマベ 代表取締役社長)
プレス・板金の両輪体制を充実させ、「デザイン・イン」を推進 「深絞り加工」が最大の強み ― 板金加工の能力増強で新規案件に対応 株式会社 加藤製作所
完成品までの一貫生産体制を強みに「第2の柱」構築を目指す 換気送風機のワンストップサプライヤー、板金工程の強化に本腰 株式会社 協信
ベンディングマシンEGB-6020ATCeの国内1号機を導入 小物製品の多工程連続曲げに対応する 株式会社 中沢工業所
高強度アルミニウム合金の最適な積層条件の範囲を導く 大阪大学 接合科学研究所 接合評価研究部門 王 倩(Qian Wang) 助教
「第36回優秀板金製品技能フェア」 加工設備の高機能化などで応募製品の精度も向上
令和6年度税制改正(3) 外形標準課税制度の見直し 税理士 毛塚勝貴