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ニットー、医療向けウェアラブルチェア「アルケリス」のレンタル販売を開始

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画像:ニットー、医療向けウェアラブルチェア「アルケリス」のレンタル販売を開始「アルケリス」の装着について説明を行う藤澤秀行社長(右)

年間100台のレンタル販売を目指す

㈱ニットー(神奈川県横浜市)は、長時間立ったままで手術する医師や助手の足の疲労を軽減する装着器具「archelis(アルケリス)」を開発、11月からレンタル販売を始めた。

「アルケリス」を装着し、ひざを軽く曲げると、ひざを一定の角度に固定、腰かけている状態になる。これにより、8~12時間にもおよぶ手術のときでも医師の疲労を緩和できる。

最大のポイントは、製品カテゴリーが「医療機器」ではなく、薬機法規制対象外の「雑品」に相当すること。そのため、製造・販売に際して特別な認証を取得する必要がない。モノづくり中小企業が医工連携により医療分野へ参入する道筋をつけたモデルケースとして注目される。

東日本地区はオリンパスメディカルサイエンス販売㈱、西日本地区はジンマー・バイオメット(合)を窓口とし、年間に100台のレンタル販売を目指す。海外へも展開していく予定で、介護や製造現場などの長時間の立ち仕事が必要とされる分野に普及させることも計画している。

つづきは本誌2018年12月号でご購読下さい。

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