「MECT2017」開催
スマートファクトリーは稼働サポートシステムが中心
今年最大規模の工作機械関連見本市
10月18日から21日までの4日間、ポートメッセなごやで、「メカトロテックジャパン 2017」(MECT2017)が開催された。主催はニュースダイジェスト社。今回は海外23カ国・地域からの出展者を含む457社が、1,933小間に出展。出展者数と小間数では、今年開催された工作機械関連の見本市としては最大規模となった。1日目を除くと、台風接近であいにくの空模様となったが、会期中の来場者総数は9万2,305名と前回並みとなった。
自動車・航空機・工作機械産業がさかんな中部地区で開催される展示会ということもあって、世界最先端の技術での実演加工に挑戦するコンセプトゾーン(主催者企画展示)では、新市場として期待される「宇宙」にスポットを当て、宇宙ベンチャーの取り組みを紹介。最新の人工衛星に向けた部品加工など、宇宙市場で必要とされる加工技術が特設コーナーで展示された。
主催者企画のセミナーでは、トヨタ自動車、マツダ、ボーイングらが、それぞれの分野から、モノづくりの今後について講演を行った。
アマダが出展したファイバーレーザマシン「LCG-3015AJ」(6kW)
オークマが出展したIoTサービス「Connect Plan」
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