特集

大手企業の板金EMSのトレンド

「現場力・技術力・実行力でお客さまの“想い”や“願い”を形に」

JUKIグループ連携、製造受託事業で年商100億円

JUKI 産機テクノロジー 株式会社

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画像:「現場力・技術力・実行力でお客さまの“想い”や“願い”を形に」左:大型モニターでデジタル手順書を見ながら組立作業を行う/右:チップマウンタの生産計画に対する進捗画面

JUKIグループの一員

画像:「現場力・技術力・実行力でお客さまの“想い”や“願い”を形に」左から順に、深浦豊製造課長、髙橋喜久雄社長、佐々木祐亮執行役員大仙工場製造部長

JUKI産機テクノロジー㈱は、JUKI電子工業㈱・JUKI吉野工業㈱・JUKI秋田精密㈱の経営統合により、2017年7月1日に誕生した。

それぞれの会社は1973年に創業されたが、当初はコンピュータ周辺機器、精密機械器具の製造、工業用ミシンおよび電子機器の部品加工と、異なる事業分野で事業を行っていた。2002年にJUKI電子工業がJUKI吉野工業、JUKI秋田精密を経営統合し、JUKI電子グループが発足。JUKI電子工業が手がけるチップマウンタの製造に、JUKI吉野工業は創業以来培ってきた精密機械加工技術を、JUKI秋田精密はプレス・板金加工技術をキーテクノロジーに、生産協力するようになった。

2008年には製品・サービスの品質を保証するための品質管理体制 ― QMS(Quality Management System)を統合、他社製品の製造受託サービスを行うEMS事業統合を行っていた。

画像:「現場力・技術力・実行力でお客さまの“想い”や“願い”を形に」チップマウンタRs-1の3次元モデル(左)と製品(右)

市場に感動を与える

髙橋喜久雄社長は新生・JUKI産機テクノロジー発足の意義と目的を次のように語っている。

「今回の合併は秋田県内に立地する3社のリソースを統合し、JUKIグループのさらなる連携強化と事業拡大を目指すものです。JUKIでは事業戦略の一環としてグループ企業が保有する固有技術の融合を加速、より高品質な製品を提供することを通して、製造受託事業の拡大を目指すことにしました。当社をはじめとしたJUKI大田原、JUKI会津、鈴民精密工業所、JUKI金属、JUKI松江、JUKI広島、JUKIベトナムの8社が連携する製造受託事業の受け皿として『グループ事業カンパニー』を発足、2017年度売上目標を100億円とするグループ営業推進部隊をJUKI本社内に発足しました」。

「その中で当社は創業以来、一貫して“モノづくり”を社業の中心に据え、市場ニーズを製造現場でかたちにする徹底した現場主義のもと、1ミクロン単位の精度、1/1000秒単位の制御が必要なチップマウンタを含む産業機器の生産を通して高い技術と製造ノウハウを蓄積してきました。それらを結集することで、お客さまからの依頼を開発・設計・部品調達・加工・完成品組立・出荷までワンストップで行えるソリューション企業を目指してきました。過去、製造受託した製品は産業機械、FA関連、OA関連、医療関連、光通信関連、金融端末、運輸関連、計測機器と様々です」。

「モノづくりは世界的規模で変貌しています。IoTやビッグデータ、AIの活用、ロボット化、グローバル化の波が製造現場に広がり、競争が激化するとともに、次世代のビジネスモデルを模索する動きも加速しています。当社は『現場力・技術力・実行力で、お客さまの“想い”や“願い”を形にして、市場に感動を与えていく』ことが使命と考えています」。

  • 画像:「現場力・技術力・実行力でお客さまの“想い”や“願い”を形に」ファイバーレーザマシンFLC-3015AJ+AS-3015F1導入で生産効率が5倍と大幅に改善
  • 画像:「現場力・技術力・実行力でお客さまの“想い”や“願い”を形に」曲げ加工を行うHG-5020(奥)とHDS-5020NT(手前の2台)。手前は曲げ加工が終わったマウンタの安全カバー

会社情報

会社名
JUKI 産機テクノロジー 株式会社
代表取締役社長
髙橋 喜久雄
住所
秋田県横手市増田町増田字石神西70(本社・本社工場)
秋田県大仙市土川字上雨堤1-34(大仙工場)
電話
0182-45-4341(本社・本社工場)
0187-75-0050(大仙工場)
設立
1973年
従業員数
577名
主要事業
表面実装装置(チップマウンタ)、表面実装装置周辺機器、測色計、基板ユニットなど他各種メカトロニクス製品の設計開発・製造
URL
https://www.jdkc.co.jp/

つづきは本誌2017年10月号でご購読下さい。

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