ENSIS-AJ 導入事例

ENSIS-AJ導入で電気代が1カ月あたり48万円減

生産性2倍強 ― 働き方改革にも貢献

株式会社 石川金属製作所

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画像:ENSIS-AJ導入で電気代が1カ月あたり48万円減ファイバーレーザマシンENSIS-3015AJ+MPL-3015C+MARS-3015N

北海道内の仕事がほぼ100%

画像:ENSIS-AJ導入で電気代が1カ月あたり48万円減石川健二社長(左)と山田慶一専務(右)

㈱石川金属製作所は、北海道ならではの除雪車や農業機械向けの板金部品などを中心に製造を行っている。得意先数は60~70社、除雪車やトラクターに牽引される作業機器の板金部材の加工・溶接組立が70%、ほかには建築関連の金物を製造している。

石川健二社長は「他社では対応できない曲げ製品や穴あけ部品、溶接部品を中心に仕事をさせていただいています。派手さはないものの、農業や除雪作業には国や道からの補助金がつくので、リプレース需要がほどほどにあり、安定した生産活動ができます。大きく伸びることがない反面、大きく落ち込む心配もないのが特徴です。そのかわり、お客さまのニーズを実現するたしかな技術力が重要だと認識しています」と同社のモノづくりの特徴を語る。

画像:ENSIS-AJ導入で電気代が1カ月あたり48万円減左:ENSIS-3015AJで加工したギア/中央:切断面品質にも問題はない/右:マニプレーター(MPL)で自動倉庫MARSから加工に必要な材料を1枚取りしてマシンに供給すると同時に加工済みのシートをいったんMARSに格納する

顧客満足度の向上に力を注ぐ

1965年に石川八郎会長が札幌市西区で屋根工事を行う「石川板金」を個人創業。1973年に建築金物の製造・取付を主な業務とする㈱石川金属製作所として設立した。1980年頃から一般板金加工を行うようになり、シャーリングマシンやベンディングマシンなどの板金設備を充実していった。

1989年には各種産業機械向けの仕事が増え、北海道内でも早い時期にレーザ自動化ラインを導入。1997年には石狩湾新港地域に石狩工場(現・本社工場)を新設した。2003年、石川健二氏の2代目社長就任に合わせて本社を石狩工場へ集約、2005年には生産管理システムAPC21を導入して生産管理を充実させ、顧客満足度の向上に力を入れていった。

2009年、石川会長を中心に長年苦楽をともにしてきた作業者たちが製作金物の製造を行っていた旧本社工場を㈱石川技研工業として分社した。2017年には石狩工場開設20周年を機に工場内設備の更新を計画した。

  • 画像:ENSIS-AJ導入で電気代が1カ月あたり48万円減曲げ工程は作業指示によって必要なブランク材を立体倉庫から呼び出して加工を行っている
  • 画像:ENSIS-AJ導入で電気代が1カ月あたり48万円減溶接作業

会社情報

会社名
株式会社 石川金属製作所
代表取締役
石川 健二
住所
北海道石狩市新港西3-764-7
電話
0133-74-8331
設立
1973年
従業員数
30名
主要事業
農業機械、特殊車両、産業機械、建築・土木などの単品、物件の板金部品製造
URL
http://www.ishikin.com/

つづきは本誌2019年9月号でご購読下さい。

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