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小林製作所、第3工場の「水澄工場」が本格稼働

自社開発のソフトでDXを推進し、スマートファクトリーを実現

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画像:小林製作所、第3工場の「水澄工場」が本格稼働

3,000坪の敷地内に竣工 ― 半導体製造装置部品をメインに生産

㈱小林製作所は、石川県白山市水澄町の3,000坪の敷地に2階建ての「水澄工場」を建設し、2024年3月に本格稼働をスタートした。3月26日には工場竣工式と感謝の集いが執り行われ、350名あまりが参加した。

「水澄工場」は、「本社工場」(白山市水島町)、「能美工場」(能美市湯谷町)に次ぐ第3の工場。工場1階のブランク工程には12段15列の自動倉庫MARS-2512Nが、パンチ・レーザ複合マシンACIES-2512T+LA-2512FN+SR-2512NTKに接続されており、半導体製造装置部品をメインに生産する。曲げ工程にはHG-5020、HG-8025など、溶接工程にはハンディファイバーレーザ溶接機FLW-1500MT、FLW-600MTなどが設置され、抜き~曲げ~溶接~組立の一貫工場となっている。

現在、「水澄工場」の生産能力は「本社工場」の半分程度だが、MARSにブランク加工マシンを増設できるようスペースが確保されていて、将来的な受注増加にも対応できる余地がある。また、ハード・ソフト両面でも余裕があるため、需要があれば第2期以降での工場建設予定もある。

  • 画像:小林製作所、第3工場の「水澄工場」が本格稼働竣工式後の工場見学で披露された12段15列の自動倉庫MARS-2512N(右)とACIES-2512T+LA-2512FN+SR-2512NTK(中央)
  • 画像:小林製作所、第3工場の「水澄工場」が本格稼働HG-5020(手前)、HG-8025(中央)などのベンディングマシンが並ぶ曲げ工程

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