電子情報産業
電子情報産業の世界生産は2025年も過去最高に
2025年の世界生産額は過去最高を更新
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は12月19日、2024年版の「電子情報産業の世界生産見通し」を発表した。それによると、電子情報産業の2024年の世界生産額は、コロナ特需の反動で減速していた電子機器、電子部品・デバイスがプラスに転じるとともに、デジタル化の進展で成長しているソリューションサービスが勢いを増していることから、前年比9%増の3兆7,032億ドルを見込む(グラフ左)。
2025年はデジタル投資が継続して各国で生成AIなどの先進的な技術を活用したDXが進み、社会や企業・産業の変革と経済成長が進展することから、ソリューションサービスの需要拡大が見込まれる。AI用途によるサーバ向け半導体などの伸長も期待されることから、世界生産額は過去最高を更新し、2024年比8%増の3兆9,909億ドルとなる見通しだ。
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