「湘南ひらつかテクノフェア2018」開催
地域密着型イベント特有の濃密な関係づくり
「IoT」や「デザイン思考」などの先進事例も紹介
湘南・西湘・県央地域のビジネスマッチング展
湘南・西湘・神奈川県央地域のビジネスマッチングイベント「湘南ひらつかテクノフェア2018」が10月18日から20日までの3日間、ひらつかサン・ライフアリーナ(神奈川県平塚市)で開催された。出展者数は107社・団体。このうち約60%が製造業で、板金企業としては3社が出展した。
基調講演 ― 「デザイン思考」のすすめ
10月18日の基調講演では、パイプ加工を手がける武州工業㈱(東京都青梅市)・林英夫社長が登壇し、「独自生産方式とIoTを活用した生産性向上への取り組みと成長分野への参入」をテーマに講演した。
林社長は、LCC(ローコストカントリー)―世界で最も低コストでつくれる国の価格に対抗するため、同社が行ってきたさまざまな取り組みを紹介。また、日本の大手モノづくり企業でも試みられているシリコンバレ ー 発祥の「デザイン思考」を採り入れることで「日本のモノづくりはまだまだ良くなる」と語り、一部製品の供給体制について、得意先を巻き込んで“全体最適”を実現した同社の事例を紹介した。
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