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2015国際ロボット展

多品種少量生産、ヒトとの協調、IoTに対応

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画像:多品種少量生産、ヒトとの協調、IoTに対応Industrie 4.0などを見据えて安川電機が開発した生産管理システムMotoman Cockpit

世界最大規模のロボット見本市「2015国際ロボット展」(主催:日本ロボット工業会、日刊工業新聞社)が昨年12月2日から5日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された。同展は2年ごとに開催され、今回が21回目。2013年の前回開催と比べ、出展者数は33.5%増の446社・団体、開催規模は48.7%増の1,882小間、来場者数は17.0%増の12万1,422人となり、過去最大規模となった。

産業用ロボットの新たなトレンドとしては、①より複雑かつ高精度な動きを実現する7軸多関節ロボットや双腕ロボットの増加、②安全性と使いやすさを実現するヒトとロボットの協調システムやティーチングシステムの進化、そして③IoT技術の活用 ― が挙げられる。

業種としては、従来の主力である自動車・電機分野をベースとしながらも、そのほかの一般産業向けに多品種少量生産への対応を強く意識した出展が目立った。

  • 画像:多品種少量生産、ヒトとの協調、IoTに対応安全柵なしで人との協調作業ができるファナックの協調ロボットCR-35iA
  • 画像:多品種少量生産、ヒトとの協調、IoTに対応アマダの高精度ベンディングロボットシステムHG-1003ARs

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