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「Photonix 2018」開催

アマダの新技術「LBCテクノロジー」に注目が集まる

中国の躍進と金属積層造形が目立つ

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画像:アマダの新技術「LBCテクノロジー」に注目が集まる170社が出展した「Photonix 2018」

最新レーザ技術と加工技術を紹介

光・レーザ関連技術の総合展「Photonix 2018」(第18回光・レーザー技術展)が昨年12月5日から7日までの3日間、幕張メッセで開催された。出展者数は170社。会期中の来場者数は併設展と合わせて5万9,096名となった。

主な出展者は、アマダホールディングス、トルンプ、ファナック、三菱電機、三菱重工工作機械など。ファイバーレーザや半導体レーザ(DDL)、短パルスレーザなどの最新レーザ技術と切断・溶接・表面改質などのレーザ加工技術が紹介された。

画像:アマダの新技術「LBCテクノロジー」に注目が集まるアマダホールディングスは「LBCテクノロジー」を紹介するシミュレーションモデル(左)と4kWのファイバーレーザ発振器(右)を出展

レーザ加工分野でも中国の勢いが目立つ

アマダホールディングスは、昨年10月に「EuroBLECH 2018」で発表した新たなファイバーレーザ技術「軌跡ビームコントロール(LBC)テクノロジー」を紹介するシミュレーションモデルと4kWの発振器を出展した。

「LBCテクノロジー」は、エネルギー密度の高い高効率で高品質なレーザ光を金属の材質・板厚に応じて最適な軌跡となるよう制御することで、材質・板厚に応じてビームを自由にコントロールできる。シミュレーションモデルには7種類のモードパターンが組み込まれ、ビーム波形が自由に変化する様子に、多くの来場者が注目していた。

アマダホールディングスは、今年の5月に「LBCテクノロジー」を搭載したファイバーレーザマシン「VENTIS-3015AJ」(4kW)を国内発表する予定だ。

つづきは本誌2019年2月号でご購読下さい。

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