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第16回 厨房設備機器展

インバウンド需要で活況な厨房機器業界

食品加工業界も人手不足が課題、自動化・省力化への要求が高まる

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画像:インバウンド需要で活況な厨房機器業界左:フジマックが出展したスチコン/右:タニコーは、同社初の自動洗浄機能付きスチコンを出展

宿泊・外食・中食・給食産業向け厨房機器の専門展示会「第16回 厨房設備機器展」が2月16日から19日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された。主催は、一般社団法人日本厨房工業会と一般社団法人日本能率協会。同展は、3つの展示会で構成された合同展示会「HCJ2016」のひとつ。会期中の出展者数は、全体で811社・団体、来場者数は前年比2.2%増の5万5,858人となった。

厨房機器業界は大半が好調

「厨房設備機器展」の出展者は、スチームコンベクションオーブン、レンジ、オーブン、フライヤー、ブラストチラー、食器洗浄機、冷蔵・冷凍庫、配膳車などを扱う厨房機器メーカーがメインとなっている。

出展者のコメントを統合すると、厨房機器の需要業界 ― レストラン・宿泊施設・セントラルキッチン・プロセスセンター・病院・福祉施設・コンビニエンスストア・専門店・流通バックヤードなどの大半は、好調を持続している。

厨房機器メーカーからは、「昨年から厨房機器の受注は好調で、生産ラインはフル稼働状態」「当社は給食施設やホテルからの需要が好調。同業他社でも病院・福祉施設向け厨房機器の調子がいいと聞いている」「2020年には東京五輪も控えており厨房機器業界への追い風を感じている」といった明るい声が聞こえた。

つづきは本誌2016年5月号でご購読下さい。

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