複合マシンの安定した連続自動運転をサポートする「TKアシスト金型」
株式会社アマダ 金型ソリューション販売部 押田 和生
「TKアシスト金型」は安定した連続自動運転を支援する
複合マシンの自動化を支援する「TKアシスト金型」
“生産技術”の観点からお客さま工場の課題解決に貢献する「ソリューション金型」をご紹介する本連載。最初に紹介するのは、パンチ・レーザ複合マシンの自動化ソリューションとしてTK(テイクアウトローダー)による製品搬出をアシストするために開発された「TKアシスト金型」です。
日本の製造業は、高品質・低コスト・短納期への対応はもとより、生産年齢人口の減少と若者の製造業離れ、「働き方改革」の推進などにより、投入できる総労働時間が減少の一途をたどっています。
そのため労働生産性の改善に貢献する「自動化」は、現在の産業界にとってきわめて重要な課題となっています。製造業における「自動化」は、効率性の向上、生産コストの削減、品質の安定化を実現するために欠かせない手段です。
板金加工におけるブランク工程の主流は、タレットパンチプレスから工程統合を実現するパンチ・レーザ複合マシンへとシフトし、さらにCO2レーザから省エネルギー・高生産性・低ランニングコストが特長のファイバーレーザへとシフトしています。そのため板金加工の製造現場では、複合マシンやファイバーレーザのメリットを活かした「自動化」による長時間連続運転を目指す流れがますます加速しています。
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