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「ネプコンジャパン」開催

電子機器製造業界は引き続き活況

生産性・自動化・IoT対応がトレンド

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画像:電子機器製造業界は引き続き活況ヤマハ発動機は2017年に商品化したIoT/M2M統合システム「インテリジェントファクトリー」をPR

中国・台湾・韓国からの来場者も目立つ

エレクトロニクス製造・実装・検査に関する総合展「ネプコンジャパン」(主催:リードエグジビションジャパン)が1月17日から19日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。昨年同様、同展のほかに「オートモーティブワールド」「ウェアラブルEXPO」「ロボデックス」「スマート工場EXPO」が同時開催された。会期中の来場者数は同時開催展を含め前回比3.8%増の11万4,380名となった。会場では、中国・台湾・韓国からの来場者も目立った。

画像:電子機器製造業界は引き続き活況左:ヤマハ発動機が出展したハイエンド高効率モジュラー(実装機器)。無停止部品補給が可能で生産性・稼働率を向上する/右:JUKIはストレージ管理システム、協働ロボット、自動搬送ロボットを組み合わせた部品供給・管理ソリューションを出展

電子機器製造業界は活況も構成部品不足で苦慮

会場では、電子機器製造業界(実装、検査・測定、パッケージ、プリント配線など)の装置メーカー各社が「絶好調」と口をそろえた。なかでも表面実装機器(マウンター)は活況で、ヤマハ発動機富士機械製造JUKIなどのメーカー各社の話を総合すると、「2017年は前年比1.5~2倍の仕事量。特に中国向けが好調。2018年も、このまま好調に推移する見込み」となっている。

その一方で、「構成部品の調達難が足を引っ張り、機会損失につながっている」としていた。そのほかの装置業界と同様、実装機器の分野でもLMガイド、ボールネジ、モーターといった構成部品の供給が滞り、引合いは多くても思うように受注・売上に結びつけられない状況が生まれている。

つづきは本誌2018年3月号でご購読下さい。

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