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「MF-Tokyo 2017」(第5回プレス・板金・フォーミング展)開催

「その先の未来へつなぐ、ものづくり」

国内外の主要メーカーが勢ぞろい ― 過去最大の出展者数・小間数

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画像:「その先の未来へつなぐ、ものづくり」

過去最大規模で開催―来場者数は微増

「MF-Tokyo 2017」(第5回プレス・板金・フォーミング展)が「その先の未来へつなぐ、ものづくり」を副題として、7月12日㈬から15日㈯までの4日間、東京ビッグサイト東4・5・6・7ホールで開催された。主催者は一般社団法人日本鍛圧機械工業会と日刊工業新聞社。

「MF-Tokyo」(プレス・板金・フォーミング展)は、環境に優しくムダのない鍛圧機械産業の技術進歩を紹介することを目的に2009年の初開催以降、奇数年に開催されてきた。

今回は出展者数265社、出展小間数1,669と過去最大規模となった。とりわけ海外からの出展者が17カ国80社・362小間と、2015年に開催された前回(17カ国72社・257小間)を大きく上回った。

そして、期間中の来場者数は3万1,715名と前回を4%上回った。中でも3日目にあたる7月14日㈮の来場者は1万508名と、1日あたりの来場者数としては初めて1万人の大台を超えた。会場内は熱気があふれ、モノづくりの世界で注目を集める鍛圧板金機械・自動化装置・関連機器・加工技術・サービス技術が集結する同展に対する来場者の関心の高さが表れていた。

同展と同種の専門展はいずれも隔年開催のドイツの「EuroBLECH(ユーロブレッヒ)」、米国の「FABTECH(ファブテック)」が有名で、主催者はこれらの展示会に並ぶ世界3大見本市に発展させることを目標としている。

今回は、国内からはアイダエンジニアリング、アマダグループ、エイチアンドエフ、コマツ産機、日本電産シンポ、ファナック、三菱電機、村田機械、ヤマザキマザックなどの主要メーカーが勢ぞろい。海外メーカーとしてはトルンプ(ドイツ)、バイストロニックジャパン(本社・スイス)、サルバニーニジャパン(本社・イタリア)、シューラー(ドイツ)、バイカルマシン(トルコ)、SHIEH YIH MACHINERY INDUSTRY(台湾)などの有力メーカーも出展し、グローバル化が加速していることを強く印象づけた。

画像:「その先の未来へつなぐ、ものづくり」左:アマダグループは最新マシン・自動化ソリューション・加工技術などとともにアマダのIoT「V-factory」を紹介した/中央:プロジェクションマッピングによりネスティングシートの製品を識別してパレタイジングする/右:ビーコン台車にはLEDライトが搭載され、モノの流れをナビゲートすることで作業のムダと滞留を排除する

つづきは本誌2017年9月号でご購読下さい。

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