Event

「ものづくりワールド 東京 2026」開催

中小製造業向けDXソリューションが集結

「一元管理」「類似図面検索」「人材育成」「自動営業」などAIを活用した製品が多数出展

LINEで送る
Pocket

AIを活用したDXソリューションが増加

7月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催された「第38回ものづくりワールド 東京 2026」では、「製造業DX展」を中心に、中小製造業向けDXソリューションも数多く出展された。ここ数年で生成AIを活用した製品・サービスが急増しており、今回の展示でもその出展が目立った。本稿では「一元管理」「図面管理」「人材育成」「営業開拓」の4テーマに絞り、展示内容を紹介する。

製造データの一元管理で業務を効率化

図面や見積りなど、製造に必要なデータを「一元管理」して業務効率化や情報活用をはかる展示が目立った。

匠技研工業は、製造業向けAIサービス「匠フォース」の新製品「匠フォースAIエージェント」を紹介。過去の見積・原価データや図面などを活用し、材料費・加工費の算出から類似案件の検索、見積書の作成までをAIが支援する。担当者による修正・承認内容も学習するため、使うほど自社に適した見積精度へと向上するとした。

New Innovationsは、図面管理を起点に業務自動化まで支援するAIプラットフォーム「図面バンク」を紹介。図面やCADデータ、仕様書、見積書などの情報をAIで解析・構造化し、類似図面検索や見積り、検図などの業務を効率化する。業務に合わせたAIエージェントを構築でき、ベテラン社員のノウハウや判断基準の蓄積・活用にもつなげられる。生成AIサービス「SPESILL」と組み合わせることで自社のフォーマットに沿った仕様書なども作成できるとした。

Fact Baseは図面管理システム「ズメーン」を出展。図面に見積書や指示書、加工風景の動画、CADデータなど、ものづくりに必要になるあらゆる資料や情報を紐付けて一元管理する。図面さえ見れば必要な情報がすべて確認できる状況にすることで、加工技術や情報の共有、Q,C,Dの改善、探す時間の短縮などにつながるとした。

  • 画像:中小製造業向けDXソリューションが集結匠技研工業は材料費の算出から見積書の作成までをAIが行う「匠フォースAIエージェント」を初出展した
  • 画像:中小製造業向けDXソリューションが集結New Innovationsは図面や見積書などの情報をAIで解析・構造化し、業務効率化につなげる「図面バンク」を出展した

つづきは本誌2026年9月号でご購読下さい。

LINEで送る
Pocket

関連記事

Event記事一覧はこちらから