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AGIC特別イベント

アマダ、人手不足解消へ向け新商品を相次ぎ発表

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画像:アマダ、人手不足解消へ向け新商品を相次ぎ発表人手で曲げる「汎用機」と協働ロボットが曲げる「自動機」を手軽に切り替えられる「EGB-8025e+CR」(参考出品)

自動化・スキルレス化に貢献する新商品を発表

アマダは5月17日から6月13日までの約1カ月間、神奈川県伊勢原市の「AMADA Global Innovation Center」(AGIC)で特別イベントを開催した。

今回の特別イベントでは、「アマダの溶接が拓く次世代のモノづくり」「自動化広がる! 最新ベンディングロボット」「e-Mobility 次世代のモノづくり」と題したセミナーを順次開催。6月13日には日本製鉄㈱ 厚板・建材事業部の水谷泰部長を講師に招き、特別講演会「カーボンニュートラル 鉄と日本製鉄の挑戦」を開催した。

アマダは特別イベント開催に合わせ、報道関係者へ向けてAGICを公開。AGIC開設から約1年が経過した時点での実績や、今回の特別イベントのポイント、新商品を発表した。

特別イベントのポイントとしては、「レーザ技術による新領域拡大」「グループシームレス戦略」「新商品によるシェア拡大」の3つを挙げた。

「レーザ技術による新領域拡大」については、今年4月に子会社のアマダウエルドテックを吸収合併し、レーザ・溶接事業を強化。ブルーレーザからグリーンレーザ、ダイレクトダイオードレーザ、ファイバーレーザまで、幅広い波長と出力をラインナップした。AGIC内に新設した「微細溶接コーナー」では、溶接ソリューションの提案の幅を広げ、一気通貫による加工提案や工程改革を訴求した。

「グループシームレス戦略」は、複雑化する顧客の課題に対して、アマダが保有する板金、微細溶接、切削・構機、研削、プレス、バネ成形といった各事業の枠を超え、グループ一体で最適なソリューションを提案するというもの。今回は、e-Mobility・医療・半導体といった成長産業を想定し、アマダの総合力を生かしたシームレスな提案について説明する「グループシームレスコーナー」を設けた。

「新商品によるシェア拡大」については、慢性的な人手不足への対応が急務となっている金属加工業の市場へ向けて、自動化・スキルレス化に貢献する新商品を提案。工場スペースに制約がある小規模板金工場、鋼材・鉄骨業界、プレス業界などへ向けた商品ラインナップを拡充した。

画像:アマダ、人手不足解消へ向け新商品を相次ぎ発表左:ファイバーレーザマシンENSIS-3015AJe(9kW)に取り付けられた省スペースパレットチェンジャー「CREST-3015」/右:省スペースタイプの「ENSIS-3015AJe(単体仕様)」は側面・上面のカバーが開口し、加工テーブル上に直接材料をセットできる

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