「AMADA INNOVATION FAIR 2016」開催
新加工技術提案でプロセスイノベーション実現
「業種別加工技術」エリアではアセンブリー製品サンプルが6業種×5製品の計30サンプル、展示された
プロセスイノベーションを提案
アマダグループは5月20日㈮から6月25日㈯までの金・土曜日の計10日間、アマダ・ソリューションセンター(神奈川県伊勢原市)で「AMADA INNOVATION FAIR 2016」(AIF2016)を開催した。
今回のAIFは「新加工技術によるモノづくり改革」がテーマ。加工マシンやソフトウエアといった商品が中心ではなく、「業種別」「工程別」の両面から約70種類のサンプル製品を展示し、それぞれの加工技術のポイントや機能・効果といったテクニカルデータを100種類以上のパネルを使って解説。アマダグループがこれまで金属加工機械の総合メーカーとして培ってきた加工技術・加工ノウハウによる工法置換 ― プロセスイノベーションの提案を行った。
アセンブリー製品30 サンプルを展示 ― 「業種別加工技術」エリア
「業種別加工技術」エリアでは、アマダが提案する加工技術を使って製作したアセンブリー製品のサンプルを、6業種(配電盤、機械カバー、精密・医療、厨房、建材、架台)から5製品ずつ ― 計30サンプル展示。各サンプルは、構成する子部品、検証データを示すパネルを用いて、加工技術の特性をビフォア・アフターで解説した。
また、30サンプルすべてについて加工技術を紹介する動画(1サンプル3分程度)を作成。さらに6つのサンプルについては、「加工レシピ」として加工内容の検討から加工の全プロセスを動画(1サンプル10分程度)にまとめ、資料化している。
各サンプルにはQRコードが設置されており、スマートフォンなどのモバイル端末からアクセスすることで、パネルや動画を閲覧できる。また、Ai-Link会員であれば、展示会来場者に限り、帰社後もインターネットを介して、パネル・動画を閲覧できるようにした。
「工程別加工技術」エリアでは、ブランク加工・曲げ加工・レーザ溶接加工といった工程別の新加工技術が計39アイテム、が展示された
「業種別加工技術セミナー」。今回のテーマは「将来の医食を支える精密板金市場の加工技術」だった
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