- 内容
- 「第32回 優秀板金製品技能フェア」(板金フェア)で上位賞を受賞した6社の取り組みを紹介します。今回の板金フェアは応募総数が296点と過去最多。紹介する6社のうち、厚生労働大臣賞と経済産業大臣賞の受賞企業を含む計3社が初応募で、実際に得意先から受注・納品した製品でした。巻頭の「Interview」では、板金フェアの審査委員会副委員長を務める日本大学生産工学部機械工学科の高橋進教授に、板金フェアの開催意義や応募作品の特徴の変化、今後への期待、克服すべき課題などについて聞きました。
第一種圧力容器製造の認可を持つ高い技術力 初応募の「サンプルジャケットタンク」が「厚生労働大臣賞」を受賞 株式会社 門田鉄工
全体がR面の塊 ― 総型を積層金型で製作 初応募の「センターカバー」で「経済産業大臣賞」を受賞 有限会社 小緑製作所
既成概念にとらわれない“一歩踏み込めるチャレンジャー” 前年の「中央職業能力開発協会会長賞」に続き「神奈川県知事賞」を受賞 株式会社 荏原精密
「役割を持った曲げ加工」 ― 曲げ精度±0.02㎜を追求 「中央職業能力開発協会会長賞」受賞 ― 3年連続で上位賞 株式会社 西野精器製作所
目指しているのは“徹底して考えるものづくり” 食品加工ラインの主要部品「パイプスクリュー」が「日刊工業新聞社賞」を受賞 株式会社 テラノセイコー
2年連続の上位賞受賞を果たす 「ねじりパイプ改」で「日本塑性加工学会会長賞」を受賞 株式会社 佐藤医科器械製作所
優秀板金製品技能フェアは「板金のテーマパーク」 中小製造企業の技術力向上の一助となり、日本の製造業を強くする 日本大学 生産工学部 機械工学科 高橋 進 教授
国立大学法人で唯一の総合的爆発実験施設を活用 熊本大学 産業ナノマテリアル研究所 外本 和幸 教授
順送ライン・ロボットラインで 計8台のサーボプレスを活用 「三協グループ」のメーカー機能を一手に担う/自動車ボディ関係のプレス部品・アセンブリー製品がメイン 株式会社 リバース
新型コロナウイルスと税制支援策 税理士 毛塚勝貴