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物流システム機器

物流システム機器の売上規模は6,000億円超を維持

「国際物流総合展」は「物流効率化」に資する製品・ソリューションが多数出展

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物流システム機器の売上規模は2年連続で6,000億円超え ― 受注金額も高水準を維持

画像:物流システム機器の売上規模は6,000億円超を維持物流システム機器の総売上高推移

9月17日、日本ロジスティクスシステム協会は「2023年度物流システム機器生産出荷統計」の調査結果を公表した(グラフ)

同調査によると、2023年度の物流システム機器の総売上金額は6,330億円となり、前年度の6,139億円から3.1%増加した。前年度に引き続き6,000億円を超え、過去最高水準となった。売上件数は前年度比7.2%増の11万8,357件。受注金額は約7,194億円で、前年度と比べると減少傾向が見られるものの、引き続き高い水準にある。

同協会は「前年度に引き続き売上件数が増加していることから、半導体不足が解消され、出荷が進みつつあるのではないかと推察される」としている。

「海外向け」は前年度よりも増加し、「クリーンルーム向け」は34.5%の増加となった。業種別に見ると、「電機・精密機器」の比率が依然として高水準となっているほか、「輸送機器・部品」や「卸・小売」の比率が前年度から大きく増加した。

同協会は「社会環境が目まぐるしく変化するなか、持続可能な物流の構築は、喫緊の課題となっている。また、近年の国や行政における法改正や政策決定等の動向に応じて、産業界に求められる対応も増えるものと想定される。ロジスティクス・物流は、大きな転換期を迎えているといっても過言ではない」としている。

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