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「TOKYO PACK 2026」開催

省力化・環境対応の独自な包装技術が集結

自動化、省エネ、安全性向上、新素材への対応 ― 多様化する包装の役割

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求められる役割が多様化する「包装」

「TOKYO PACK 2026」(東京国際包装展)が10月14~16日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。主催は公益社団法人日本包装技術協会。同展は包装資材・容器、包装機械を中心に、調達から生産、販売、消費、廃棄・リサイクル、マテハン・物流に至るまでを網羅した総合包装展となっている。今回の出展者数は529社・団体/2,006小間(9月25日段階)、入場者数は18万6,240名となった。

中東情勢の緊迫化を背景にしたナフサや溶剤等の供給不安の影響が懸念されたが、今回の取材では「あまり影響はなかった」と「影響があった」が半々だった。「影響があった」と答えた企業では「包装資材の供給不安を受けて、設備投資計画が凍結された」「塗装工程の遅れが発生し、客先に正確な納期を伝えることができなかった」などの声が聞かれた。しかし、いずれも後半は盛り返してきており、「通年で見ると微減程度に収まりそう」といった回答が多かった。

「包装」のニーズは多様化している。単に効率よく包むだけではなく、自動化・省力化、省エネ・省資源、安全性、新素材への対応、包材や食品ロスの削減、資源循環などが課題として挙がっている。今回の展示でも自動化ソリューションや、包装方法の提案、環境負荷低減への取り組み、新包装資材までさまざまなソリューションが出展された。

複数のマシンを組み合わせた自動化ライン

引き続き自動化・省力化ニーズは高く、今回も各ブースで自動化を強みとした製品が数多く出展された。マシン単体による自動化にとどまらず、他機種や協働ロボット、自動搬送ロボットなどを組み合わせたシステム提案が目立った。

PACRAFTは、高速自動充填包装機TT-10CWとロボット式オートローダー、自律走行搬送ロボット(AMR)を連動させ、レトルトラインの製造工程を再現した。中小規模の製造現場を想定しており、ロボット式オートローダーは小規模工場向けのさらなる小型化を進めている。自律走行搬送ロボットは約800㎏まで積載でき、小回りが利く。これらの連携により、省人化とトレーサビリティの向上を提案した。

ストラパックは、全自動粘着テープ製函機やロットランダム全自動型封函機、段積み装置などを出展。会場では自動化ラインによる段ボールの製函から封函、印字、段積み、バンド掛けまでのデモも行った。

画像:省力化・環境対応の独自な包装技術が集結左:PACRAFTは高速自動充填包装機とオートローダー、AMRを連動させ、レトルトラインの製造工程を再現/右:ストラパックは段ボールの製函から封函、印字、段積み、バンド掛けまでの自動化ラインを出展

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