物流システム機器
2030年へ向け需要増が期待される物流システム機器
4年連続で売上規模6,000億円超を達成、今後も引き続き増加が見込まれる
4年連続過去最高を記録 ― 引き続き増加に期待
日本ロジスティクスシステム協会は10月5日、「2025年度 物流システム機器生産出荷統計」※1を発表した(下グラフ)。
これによると、2025年度の物流システム機器の総売上金額は前年度比3.9%増の6,907億700万円。4年連続で6,000億円を超え、過去最高水準を記録した。売上件数も13万9,219件と、前年度比で4.2%増加した。
同協会はこの結果について「引き続き高水準を示す多くの機器の需要に呼応して、メーカ各社により生産、供給がなされた結果と思われる。また売上金額の増加とともに、前年度に引き続き売上件数が増加していることからも、多くの機器において需要が増加傾向にあることが推察される」とした。
「海外向け」は前年度比で13.6%増加。業種別では「電機・精密機器」の売上比率が依然として高水準となっている。
同協会は「世界的な原材料・製品の価格高騰等、外部環境の変化はロジスティクス・物流分野にも引き続き大きな影響をおよぼしている。本年度調査において、総売上金額が4年連続で増加していることが確認されており、労働力不足への対応に加え、物流関連二法(物流総合効率化法・貨物自動車運送事業法)への対応、サプライチェーンの高度化、物流DXの推進などを背景として、物流システム機器への投資需要が引き続き堅調に推移していることを示唆している」。
「今後も、AIやロボティクス、デジタル技術の活用を含む技術革新を推進するとともに、安全性、環境負荷低減、標準化を両立した物流システムの実現を通じて、我が国の物流および産業競争力の向上に貢献していくことが期待される」としており、引き続き堅調な成長が期待できる。
※1 2026年10月15日時点
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