半導体/半導体製造装置
半導体製造装置の世界市場は「回復への転換期」へ
世界半導体市場は2024年に再拡大 ― 生成AI・パワー半導体がけん引
WSTS(世界半導体市場統計)は11月28日、2023年秋季の世界半導体市場予測を発表した(グラフ1)。
WSTSの予測によると、2023年の世界半導体市場は前年比9.4%減の5,201億ドルと、2019年以来4年ぶりのマイナス成長となる。2023年6月の前回予測から0.9ポイントの上方修正となった。
2023年後半には、利用が急拡大している生成AIの恩恵を受けやすいロジック(GPUなど)の需要が急増したほか、メモリ(DRAM・NANDなど)やマイクロ(MPU・MCU)などの需要も改善し、市場は回復に転じた。省エネやエネルギー使用の高効率化に不可欠なパワー半導体は、年間を通じて安定的に成長した。
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