業界動向
浜野製作所、モノづくりベンチャー支援で資本提携
浜野製作所の浜野慶一社長（左）、次世代風力発電機を開発するチャレナジーの清水敦史CEO（中央）、リバネスの丸幸弘CEO（右）
モノづくりベンチャー支援事業を共同展開
東京都墨田区の板金加工企業、株式会社浜野製作所（社長・浜野慶一氏、東京都墨田区）はこのほど、ベンチャー支援の株式会社リバネス（代表取締役CEO・丸幸弘氏、東京都新宿区）と資本提携すると発表した。
浜野製作所とリバネスは、アイデアや技術はあるが、それをカタチにする加工技術やノウハウが不足しているモノづくりベンチャーを支援するため、2012年から共同事業を展開しており、2013年にはコミュニケーションロボットの㈱オリィ研究所や、次世代車椅子の㈱WHILLに開発支援を行った。
両社は2014年に業務提携、浜野製作所のインキュベーション施設「Garage Sumida」を主拠点にモノづくりベンチャーの試作品開発支援を手がけてきた。現在、Garage Sumidaには次世代風力発電機を開発する㈱チャレナジーなど6社が入居している。
今回の資本提携は浜野製作所・浜野慶一社長の発案によるもので、リバネスは浜野製作所に対して500万円の出資を行った。新たにインキュベーション施設を用意することも計画しており、将来的には国内だけでなく海外の起業家も誘致し、20～30社が常時入居している状態を目指す。
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