特集

イージーオペレーションを実現するREGIUS-AJシリーズ

アマダのレーザラインアップの最高峰 ― REGIUS-AJシリーズ

「3軸リニアドライブ」「ビームコントロール技術」「新型高速処理NC」により従来比2倍の生産性を達成

株式会社 アマダ ブランク技術開発部

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画像:アマダのレーザラインアップの最高峰 ― REGIUS-AJシリーズ

生産性向上と「働き方改革」に貢献する「REGIUS-AJ」シリーズの開発

労働人口減少の予測にともない、2019年に「働き方改革関連法」が施行され、企業は「働き方改革」に対応した取り組みを活発化させています。その中で、我が国の製造業の90%以上を占める中小企業では、多品種少量生産、変種変量生産への対応のため、生産性向上と「働き方改革」の両立が容易ではないという現状があります。

アマダは、この生産性向上への課題を解決するために、お客さまの板金加工工程の問題点を徹底的に分析、機械停止の要因となる手作業による工数ロスに着目し、段取り時間の削減と安定加工を支援する自動化技術「Laser Integration System」(LIS)を開発しました。このLISを搭載し、3軸リニアドライブにより異次元の生産性を実現するフラッグシップマシンとして、競合機に優る性能・品質・生産性・安全性・価格設定を意識した次世代ファイバーレーザマシンが「REGIUS-AJ」シリーズです(図1)

画像:アマダのレーザラインアップの最高峰 ― REGIUS-AJシリーズ図1 – 「REGIUS-AJ」シリーズの特徴

3軸リニアドライブとENSISテクノロジーによる超高速・高精度加工の実現

REGIUS-AJは、超高速・高精度加工を目指し、新世代リニアモーターを3軸(X,Y,Z)に搭載(図2)することで、従来のラック&ピニオン駆動の2倍となる世界最速駆動340m/minを達成しています。新型高剛性フレームは、リニアモーターの巨大なパワーを受け止めて、形状精度50ミクロン以下の精度を安定して長期間維持します。

さらに、金属板の切断時に発生する粉塵を高効率に集塵するために、流体解析を詳細に行い、スムーズな流れになるように吸引方法や集塵経路を工夫することで、作業環境の改善をはかっています。

自社開発のファイバーレーザ発振器とアマダ独自のビームコントロール技術「ENSISテクノロジー」は、高ビーム品質と新レーザ出力制御技術により、ワンランク上の切断性能を発揮します。ビーム形状を無段階でコントロールするビーム可変ユニットと、光の径・焦点位置を最適化するオートコリメーション機構の組み合わせにより、薄板から厚板までワンレンズオペレーションを実現しています。軟鋼・板厚25㎜のピアス加工をわずか1秒で完了し、ベベル角の低減、面粗度の向上により、薄板から厚板まで高速かつ高品位な加工が可能になりました(図3)

さらに、新型高速処理NC「AMNC 3i Plus」により、軸移動時のタイムロスを極限まで削減しました。新たに採り入れた加工ヘッド最適化制御は、状況に合わせて早送り・切断時の加工ヘッドの移動軌跡からムダな動作を省き、生産性向上につなげるとともに、製品とヘッドの干渉を減らす効果もあります。また、小穴やコーナー部の加工では、最適なビームパワーのコントロール、加減速制御、軌跡制御を行うことで、加工タクトと切断品質を両立させています。

これらの「3軸リニアドライブ」「ビームコントロール技術」「新型高速処理NC」により、従来機以上の加工精度、加工品質を確保しながら、およそ2倍の生産性を達成しました。

画像:アマダのレーザラインアップの最高峰 ― REGIUS-AJシリーズ左:図2 – 新世代リニアモーターを3軸に搭載/右:図3 – ビーム可変ユニットとオートコリメーション機構

つづきは本誌2021年12月号でご購読下さい。

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