- 内容
- 「第33回 優秀板金製品技能フェア」(板金フェア)で上位賞を受賞した6社の取り組みを紹介します。今回の板金フェアは、オンラインによる閲覧・投票のシステムが初めて導入されました。コロナ禍での開催となりましたが、応募総数は288点を数え、国内応募総数は過去最多の190点を記録。例年以上に意欲的な作品が多く、新たな加工技術や組立手法に挑戦した作品が注目を集めました。
「加工困難」に見える形状 ― 緻密な計算と創意工夫で実現 「Rのクロージング曲げ」が「厚生労働大臣賞」を受賞 株式会社 現代工業
熱ひずみを応用した板材成形 ― 問題を味方に変える逆転の発想 「ひずみ玉」で2度目の「経済産業大臣賞」を受賞 株式会社 佐藤医科器械製作所
レーザ加工時の残留応力も活用し、嵌め合い4層構造の球体を製作 「ステンレスQ」が「神奈川県知事賞」を受賞 株式会社 光伸テック
「こんな時代だからこそ、楽しんで挑戦する!」 「曲旋」が「中央職業能力開発協会会長賞」を受賞 ナサ工業 株式会社
こだわり抜いたスムーズな動き ― 「多工程のミックス」で実現 「クラシックカメラ」が「日刊工業新聞社賞」を受賞 飯島プレス 有限会社
曲げでどこまでできるのか ― 80工程の連続曲げを短期間で実現 「32+32面体」が「日本塑性加工学会会長賞」を受賞 株式会社 佐藤製作所
自動車工場向け“電動からくり装置”を新たに展開 EVシフトに危機感 ― 強みをさらに強くして新しい価値を創出する 株式会社 産技 代表取締役 磯谷 充 氏
効率的で合理的な「精密板金工場」を目指す 小物・薄板精密板金の2次サプライヤーに徹する 有限会社 瑞昭鈑金製作所
業界動向 浜野製作所、開発支援のノウハウを活かし、新たな「ものづくりエコシステム」を構想 “ものづくりの情報の上流”へ向け、従来工法をブランド化
在宅勤務の関連費用を会社が負担した場合の課税問題 税理士 毛塚勝貴