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「第38回 優秀板金製品技能フェア」表彰式

加工領域の壁を超えた多様な技術活用に期待

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画像:加工領域の壁を超えた多様な技術活用に期待「第38回優秀板金製品技能フェア」の表彰式会場

グローバルなイベントとして定着

職業訓練法人アマダスクールは3月7日、AMADA FORUM(神奈川県伊勢原市)で「第38回優秀板金製品技能フェア」の表彰式を開催した。会場には官公庁などの来賓、受賞した企業・学校、全国シートメタル工業会会長企業など150名以上が集まった。

今回の応募総数276点のうち、国内からの応募は147点(企業133点、学生14点)、海外からの応募は129点(企業118点、学生11点)だった。海外からの応募の割合は47%と半数に迫り、グローバルなイベントとして定着しつつある。第1段階審査投票数は1,675名で、そのうちWeb投票が1,269名に達し、過去最多となった。

人間が介在する高度な技能・技術はなくならない

画像:加工領域の壁を超えた多様な技術活用に期待主催者として挨拶する職業訓練法人アマダスクール・磯部任理事長

主催者挨拶で、職業訓練法人アマダスクール・磯部任理事長は次のように語った。

「今年は昨年より13点多い276点の応募をいただきました。そのうち海外からの応募が過去最高の19カ国・129点で、全体の47%を占め、グローバルに広がるイベントに成長してきたと感じています」。

「今回の傾向について、私なりに感じたところは大きく3つ。ひとつ目は、応募作品のレベルが非常に高く、内容も拮抗していたこと。賞を授与したい作品がたくさんあり、審査でも大変苦労しました。ふたつ目は、板金加工以外のプレス加工や微細加工といった新しい分野の作品の応募が増えたこと。当フェアの裾野が広がってきたと実感しました。みっつ目は、海外からの応募作品に大変素晴らしいものがいくつも見られたこと。日本も油断してはいられないとあらためて感じさせられました」。

「我が国はますます少子高齢化が進み、労働人口が減少していくことは避けられません。加工設備の自動化・高機能化、AIを活用した高度な加工システムはますます進化していくでしょう。その一方で、人間が介在する高度な技能・技術は決してなくなりません。むしろこれまで以上に重要性が増していくのではないでしょうか。当フェアが板金加工のエキスパートを目指す若い方々にとってひとつの目標となり、励みとなって、技能・技術の向上の一助となればさいわいです」。

つづきは本誌2026年5月号でご購読下さい。

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