業界動向
鋼材業界の景況感が悪化 ― 建築・建機が下振れ
厚板シヤリング業界の景況感が悪化
全国厚板シヤリング工業組合(ZSK)が6月に実施した「ZSK景況感アンケート」(回収率60%、97/163社)によると、全体的に下振れ傾向になっている(グラフ)。
1-3月と足元(4-6月)の「景況感指数」は32で、前年同期の44を下まわった。「悪くなった」「若干悪くなった」が計62%を占めた。「良くなった」は皆無で、「若干良くなった」と合わせても計12%にとどまった。
前年同期と比較した足元の景況感でも、「景況感指数」は24で、前年同期の36を下まわった。「悪くなった」が最多の38%となり、「若干悪くなった」と合わせて72%を占めた。
7-9月の見通しでは「景況感指数」が44で、前年同期の53を下まわった。「悪くなる」「若干悪くなる」は減少したものの、「同レベル」が49%で最多。「良くなる」は皆無で、「若干良くなる」が18%だった。
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