〜Event〜
「固体レーザ発振器」が存在感を示す ![]() ファイバーレーザ発振器は、ロフィン・バーゼルジャパン、ミヤチテクノス、古河電気工業などが出展。ファイバーレーザ発振器を搭載した加工マシンは、ミヤチテクノスがファイバーレーザ溶接機「ML-6950A」(出力5kW)と「ML-3060A」(600W)の2機種を出展。マツモト機械が、IPGフォトニクス(以下、IPG)製発振器(5kW)を搭載したファイバーレーザ切断・溶接ロボットシステムを出展し、加工実演を行った。 そのほかに、IPG製ファイバーレーザ発振器を加工マシンに搭載していた企業は、豊通マシナリーやレーザックスなど。ファイバーレーザを搭載した加工マシンのうち、IPG製ファイバーレーザ発振器を搭載している割合は、約40〜50%だった。 1kW以下の固体レーザ発振器の展示が目立つ ![]() 古河電気工業は、空冷出力300W・水冷出力500Wのファイバーレーザ発振器「ASF1J200」シリーズを中心に、各出力帯の発振器を出展。「自動車業界を中心に切断・溶接の両方で需要がある。また、YAGレーザからファイバーレーザへの置換事例が増えてきた。主な理由は、加工タクト短縮やランニングコスト削減など」(担当者)としている。 それ以外に、浜松ホトニクス、コヒレント・ジャパンなどが、100W以下の半導体・ピコ秒レーザなどの固体レーザ発振器を展示していた。... つづきは本誌2013年6月号でご購読下さい。 |