〜Sheetmetal World〜
マシン・周辺装置を一体で製造 ![]() 新工場では、レーザマシンやパンチングマシンのほか、自動供給棚やL/UL(ローダー・アンローダー)などの周辺装置も製造し、ユーザーのニーズを取り入れたシステムアップまでを行う。また、ユーザーの工場へ納入する前に、ユーザー立会いのもとで実際に稼働させ、現地調整を行うこともできる。これにより納入後の立ち上げや試運転時間を短縮し、最短で稼働させることができる体制を整えている。 機械カバーの板金加工設備を導入した“見せる工場” ![]() しかし、日進月歩で進歩する板金加工のノウハウをメーカーとして蓄積することは、今後の製品開発や加工技術開発に欠かせないとの判断から、ブレア工場では初めて自社製の板金加工設備――パンチ・レーザ複合マシンACIES- 2515 T、レーザマシンFO-MU RI 3015、ベンディングマシンHD- 3504 NTなどを、棚付きの自動化ラインとして導入した。工場内には溶接エリアも設置して、自社製品の機械カバーなども生産。「板金自動化のモデルライン」としてユーザーが見学することもできる“見せる工場”となっている。 LATCと一体運営する「エンジニアリング・ファクトリー」 ブレア市に隣接するブエナパーク市には昨年6月、西部地区のユーザー向けにソリューション提案を行う「Los Angeles Technical Center」(LATC)がオープンしている。今後はブレア市の新工場とブエナパーク市のLATCが一体となって、板金加工のソリューション提案を行う「エンジニアリング・ファクトリー」として運営していく予定だ。... つづきは本誌2013年4月号でご購読下さい。 |