〜東海発、元気印企業の“仕事術”〜
バブル崩壊後の最悪の状況「それでも独立したい」 ![]() 植村社長は中部地区にある産業機械メーカー(工場内物流システム、保管・仕分け・ピッキング設備、作業台車などを製作)に勤務、板金加工用の材料棚や自動倉庫、産業用の立体自動倉庫やラックの立ち上げを職務としていた。バブル全盛の時、注残を抱え従来の協力工場では納期対応できなくなった機械メーカーから、超短納期の特命を受け、対応した経験を持つ。 当時はバブル景気で、製造業も工場拡張・増産設備対応と、“モノづくりニッポン”の凄まじいエネルギーが渦巻いていた時代。そんな中で、次々と実績を積み上げてきた。 ところがバブルの崩壊とともに環境は一変、会社へ出ても仕事はない。そんな時期でも「独立したい」と退社。自宅の近在に200坪の貸工場を借り、組立仕事をするようになった。 困窮時に新規の仕事が現れる ![]() つづきは本誌2011年8月号でご購読下さい。 |