〜中小製造業にも導入が始まったBCP/BCM〜
「平成22年度 東京都BCP策定支援事業」を活用 ![]() 子息である佐藤薫宏常務も「社長からは、日ごろからBCPのことを聞いていましたし、当社は東海沖地震の被害範囲に含まれているので、私の方でも色々と調べていました。そんな折、東京都で行われている『平成22年度東京都BCP策定支援事業』を知り、応募しました。応募後に面談があり、選考が行われました。策定完了期間は2カ月でしたので、コンサルタントの方と、本社(東京都三鷹市)メインで全5回打ち合わせを行い、BCPを策定しました」。 「BCP策定には、人手・費用・時間がかかりますし、何年もかけてつくりあげるのでは意味がないと考えていましたので、定められた2カ月という期間、トップダウンで一気につくりあげました」(佐藤社長)。 得意先の発注先変更を防ぐため復旧期間は7日間に設定 ![]() 「緊急時には、協力先の工場・設備を借りて対応していくことになりますが、その際に2次元CAD/CAMAP100のデータを転送して活用することができます。ですので、協力先の選定には同社と同じような設備がある企業を選定しました」(佐藤常務)。... つづきは本誌2011年7月号でご購読下さい。 |