〜SHEET NOW〜
研修・独学でレーザマシンに精通 ![]() 「父からレーザマシンの操作を勉強に行けと指示されました。研修後は、毎日深夜まで自動プログラミング装置を使ったCAMデータ作成とレーザマシンの操作を実践しながら、自己流で学びました。当時の体験があったからこそ今の自分があることを強く意識しています」(伊藤公一社長)。 リーマンショックにより2009年の売上は50%ダウン ![]() 「バブル崩壊のときは、営業努力や他業種へのシフトで乗り越えられたのですが、リーマンショックの影響は大きく、仕事量もなかなか戻らず、苦戦しました。2009年の売上は2008年比で50%減、雇用調整給付金を利用して雇用はなんとか守ることができました。2010年から、除々に上向きになりましたが、現在もピーク比70〜80%程度までしか回復していません。今後、リーマンショック前の水準に戻ることはないとの予測もあり、そのことも念頭に置きながら、経営を行っていきたいと思います」と語る伊藤社長の言葉は重い。 「100円の仕事でも断らない」年間100社以上と取引 仕事の多くは、同社の謳い文句でもある「軽トラックに載る大きさの加工物」。扱う材料は、SUS304が70%と多く、その他に、SPC、アルミ合金、鉛などが30%となっていて、板厚は2〜3mmが多く、12mm程度まで対応する。... つづきは本誌2011年7月号でご購読下さい。 |