〜SHEET NOW〜
![]() 「当時は、全く未知のジャンルでした。しかし、仲間の生活を守る意味からも仕事を見つけなければならず、伝を頼って仕事を探しますが、最初から技術がないことは明白だったため、設備だけはピカいちのマシンを導入しようと、それぞれの単体で1番のメーカーのタレパンやベンダー、シャーなどを検討していました」と語り始める。 アマダとの出会い ![]() 板金業界でも溶鉱炉の保守工事、メンテナンス業からの参入は珍しい。その転換について、「企業を継続して発展させていくことが経営者に課せられた義務。そのため、経営の多角化を図り、メンテナンス業から製造業を考えた時に板金業界への進出を思い立ちました。まだ本業の保守業に余裕のある時に転換しようと手を打ってきました」。 板金加工業を選んだ主な理由として中塚社長が挙げているのが機械化、ロボット化などによる自動化が可能な分野であるということ。モノづくりに未経験な同社が参入するためには“人”に依存するモノづくりから機械、設備力を主体としたモノづくりを進める、という観点で板金加工に決めた。そして、仮契約を覆し高いペナルティを払って、アマダからパンチプレスARIES-245、SP-30U、ベンディングマシンRG-100、シャーリングマシンNS-2532、この他にアイアンワーカーIW-45、厚板用コーナーシャーCSHW-220などの機械と自動プログラミング装置AMACOM-1200を導入した。... つづきは本誌2008年12月号でご購読下さい。 |