そこが聞きたい ― 税の話

年末調整手続きの電子化

税理士 毛塚勝貴

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1.年末調整の電子化とは

新型コロナウイルス感染症の影響により、国や企業においてテレワーク活動が広がりつつある中、事務手続きのデジタル化のニーズが高まっています。

長年にわたり、紙ベースで行われてきた年末調整手続きも、いよいよ本年10月から電子化されることになりました。これにより、「保険会社等からの控除証明書等の取得」「勤務先への年末調整申告書の提出」が電子データで送受信できるようになります。

2.年末調整手続きの電子化について

令和2年10月以後に提出する生命保険料控除、地震保険料控除および住宅借入金等特別控除に係る控除証明書等について、電子データによる提供が可能になりました。また、これらの電子データを利用し、年末調整手続きを簡便化するため、国税庁は「年末調整控除申告書作成用ソフトウェア」(以下、「年調ソフト」)をリリースします。

つづきは本誌2020年10月号でご購読下さい。

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