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「第32回優秀板金製品技能フェア」

初出品の2社が厚生労働大臣賞・経済産業大臣賞に

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画像:初出品の2社が厚生労働大臣賞・経済産業大臣賞に左:厚生労働大臣賞を受賞した㈱門田鉄工(愛媛県)の「サンプルジャケットタンク」/右:経済産業大臣賞を受賞した㈲小緑製作所(滋賀県)の「センターカバー」

厚生労働大臣は門田鉄工、経済産業大臣賞は小緑製作所が受賞

職業訓練法人アマダスクールは、「第32回優秀板金製品技能フェア」の選考結果を発表した。選考は日本塑性加工学会会員、シートメタル工業会役員や各審査委員のほか、選考期間中にアマダ・ソリューションセンター(神奈川県伊勢原市)を訪れた来場者によって行われた。

厚生労働大臣賞は㈱門田鉄工(愛媛県)の「サンプルジャケットタンク」、経済産業大臣賞は㈲小緑製作所(滋賀県)の「センターカバー」がそれぞれ受賞。両社とも今回が初出品だった。

神奈川県知事賞は㈱荏原精密(神奈川県)の「観覧車」、中央職業能力開発協会会長賞は㈱西野精器製作所(茨城県)の「水の漏れない折りたたみカップ」、日刊工業新聞社賞は㈱テラノセイコー(新潟県)の「パイプスクリュー」、日本塑性加工学会会長賞は㈱佐藤医科器械製作所(滋賀県)の「ねじりパイプ改」、海外最優秀作品賞は大连开泰隆设备有限公司(中国)の「Light Shell」が受賞した。

国内外ともに過去最多の応募数

今回の応募総数は296点(国内188点、海外108点)で、国内外ともに過去最多となった。海外からの応募は全体の36%で、ブラジル、南アフリカから初めての出品があった。

募集分野は「単体品の部」「組立品の部」「溶接品の部」「造形品の部」「学生作品の部」の5分野。4分野からグランプリが選ばれ、「単体品の部」は田中電工㈱(大阪府)の「Mesh Shield」、「組立品の部」は㈲フジアーク(静岡県)の「水車小屋」、「溶接品の部」は㈱マツダ(静岡県)の「735面体の飛行船」、「造形品の部」は㈲鳳凰機械工業(徳島県)の「蟷螂」が、それぞれ受賞した。「学生作品の部」の金賞には、山形県立庄内職業能力開発センター(山形県)の「BEVEL GEAR」が選ばれた。

審査委員会特別賞には、Duerre Tubi Style Group Spa(イタリア)の「モーターサイクルタンク」、上海银汀创新不锈钢发展有限公司(中国)の「王笏」、㈱今野製作所(東京都)の「パンチングランバイク」が選ばれた。

㈱アールコーポレーション(大阪府)の「WR、建材外パネル」、㈱田名部製作所(福岡県)の「4段ギア変速機」、㈱タステム.(愛媛県)の「ロボット」、SW Metaform Pvt. Ltd.(インド)の「板金ファサード」、Zard s.r.l.(イタリア)の「エキゾーストシステム」、Avalon Technology And Services Pvt Ltd(インド)の「ロンドンブリッジ」にはアマダ賞が贈られた。

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