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大手サッシメーカーとの取引がターニングポイント ![]() 2代表取締役の安達進氏は「ある人の紹介で大手サッシメーカーのカーテンウォールを取り付ける仕事をいただき、社員1人をともなって、東京のオフィスビルの施工を行いました。当時流行しはじめたR形状があるタイプで、工夫を必要とする、なかなか難しい施工でした。それをやり遂げたことで順次大きな仕事につながり、幾ばくかの蓄財もできました。それを資金に、6年後には地元に工場を建て、4~5人の社員を雇ってステンレスやアルミ、鉄などの曲げ加工も手がけるようになりました。華やかな時代を背景に、建築部材も洋風の窓に取り付くR形状や波形などが増え、取り付けのノウハウを曲げ加工に活かすことで、どんな素材でもメーカーのお客さまが感心するくらいの美しい仕上がりにできました」と回想する。 ![]() 「まだ施工の仕事は一般的でなく、当社はパイオニアだったため、1年後には4トントラックいっぱいに積まれたカーテンウォールが、メーカーから毎月届けられるようになりました。社員には年に3回、賞与を出しました」と語る安達社長の話からも好景気ぶりがうかがえる。... つづきは本誌2012年7月号でご購読下さい。 |