〜SHEET NOW〜
自社ブランド製品「ガンロッカー」を開発 ![]() 「ガンロッカーの開発は、創業者(近藤富夫氏)と前社長の2人が脱下請けを目指し、並々ならぬ熱意を持って進めてきた事業です。開発の背景には、2007年末に長崎県佐世保市で発生した散弾銃乱射事件により、猟銃やクレー射撃用散弾銃の管理が厳格になるだろうという考えがありました。また、ガンロッカーであれば、当社がこれまで売上金入金機(SD機)の保管庫や、美術館・博物館・百貨店向けショーケースの製造で築き上げてきた防犯性の高い精密板金筐体のノウハウを最大限活かすことができます」。 ![]() 「特にロック機構の部分は、簡単にはマネできない当社独自のノウハウです。前トビラの両側に複数のかんぬきがあって、取手をまわすと一度にすべてのかんぬきがブリッジする構造で、バールで開けようとしても、からまってしまって開かない仕組みです。今後もこうしたノウハウを活かし、ガンロッカー以外の保管庫の分野で派生的に自社ブランド製品を開発・展開していこうと考えており、現在はマーケティング活動を続けながら、構想を練り上げている段階です」。... つづきは本誌2012年4月号でご購読下さい。 |