〜SHEET NOW〜
創業から業容拡大まで ![]() 工場内でも日系の海外工場向けや中国ローカル業者から受注した乾燥装置の製造・組立が行なわれ工場は常時満杯の状況。製缶工場でも大形の乾燥炉のフレーム組付けや溶接・仕上げ作業が行われており、工場内は活況な状態が続いている。 モノづくりが好きで商社勤めを辞める ![]() 「2000年に念願が叶い、貸工場でしたが自分の城を構え、末吉工業を創業しました。最初は大した設備はありませんでしたが、25年余りこの業界で仕事をやってきた経験と人脈で仕事を受注するようになりました」。 「乾燥炉の仕事は希望を持ってきてくれました。あるきっかけで、1996年に創業されたある企業の社長と知り合い、お互いがそれぞれの会社と協力し合い設計・製造・据付・サービスまでを関東・関西と連携して行うようになりました。もともとフィルムコーティング機、フィルム印刷機の乾燥炉の設計・製作は物件対応。グラビア印刷工程では一色印刷するたびに乾燥させるため装置も長くなります。工場によっては2階建て構造で製作する装置もあります。前述の企業ではAutoCADやME10を使ってプログラム室のAP100の画面CAD設計するので、当社も同じものを入れ、ダイレクトにCADデータを受け取ってバラシ・展開から加工・組立を一貫して行います。AutoCADとAP100はネットワークで繋がっています」。... つづきは本誌2011年3月号でご購読下さい。 |