〜SHEET NOW〜
仕事量は戻るも売上は80% ![]() 「当社のメインはIT業界向けの産業機器と医療機器関連。今は産業機器関連の仕事が忙しくなっています。しかし、8月以降の急速な円高により輸出採算が悪化、好調な中国需要にも上海万博以降は翳りが出てくるのではないかという懸念からブレーキがかかるという見方も出ています。秋口以降は、まったく見えていません。現状の医療機器関連などの仕事を含めた全社の受注量は2007年のピークとほぼ同等にまで戻ってきていますが、コストダウン要求が厳しくて、売上は80%程度にまでしか回復していません。反対に、短納期化や変種変量生産への対応で残業や休出が増え、人件費は上がっています。また、納期の都合でオーバーフローした仕事を協力会社にお願いすることで外注費も増えている。コストは上がる一方なのに受注金額が下がっていることで利益率が落ち込んでいます」と、榊原逸夫社長は多忙ながら苦しい現状を語ってくれた。 機械加工部品から板金製品への提案 ![]() つづきは本誌2010年11月号でご購読下さい。 |