
多品種少量高速包装ラインを展示する京都製作所のブース
医薬品産業のトレンドとして無視できないのが「2010年問題」。これは、1990年前後に多数開発された年間売上10億ドル規模の大型医薬品(ブロックバスター)が2010年前後にアメリカで一斉に特許失効を迎え、安価な後発医薬品(ジェネリック)にシェアを奪われて各医薬品メーカーの収益に甚大な影響をもたらすという問題。世界トップ3製品が2010〜2011年に相次いで特許を失効し、2014年にはトップ10製品(各製品の年間売上規模は50〜130億ドル)すべてがジェネリック化すると見られる。...