〜SHEET NOW〜
1社依存からの脱却を図る ![]() それ以降は、これまでに培った加工技術、IT化のノウハウ、プレス・溶接・塗装ラインなどの既設の加工設備、新たに導入し加工範囲を拡大した工程統合マシンLC-2012C1NTといった強みを積極的にPRして新規得意先開拓に乗り出し、1社依存構造からの脱却を目指している。 新規得意先開拓を目指す ![]() 「去年の5月くらいには、売上がどこまで落ちていくのかと不安でした。一時帰休を実施し、緊急雇用助成金を申請するなど、尽くせるだけの手を尽くしても売上はピークの半分以下。スーパーコンピュータの事業が縮小したことで大幅な減収減益となりました。2002年は世界最速と言われた第1次世代のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の外装パネル3,000枚をすべて手がけましたが、今後スーパーコンピュータ関連の仕事が減っていくのは必至。春先以降、その他のコンピュータ関連の仕事は回復していますが、過度の期待は禁物です。これからは新規開拓が不可欠で、得意先を業種別に開拓して売上比率を3:3:3くらいに分散したい。そのためには設備を増強し、加工領域を拡げ、もっと幅広い仕事に対応できるようにしていきたい。設備面では充実しているのであとは仕事を確保するだけです」。... つづきは本誌2010年8月号でご購読下さい。 |