![]() ![]() ![]() 低価格化・小ロット化に直面 ![]() ピークだった2007年の月間アイテム数は1,500~1,600点で、現在は1,000点前後。リピート率は40%前後だが、1点あたりのロット数が減少した。「アイテム数の減少以上に、低価格化・小ロット化のダメージが大きい」(小野専務)。得意先は40~50社。そのうち毎月定期的に受注するのは約半数の20~30社。売上の多くを占めるのはそのうちの5~6社となっている。仕事量が落ちていない得意先の仕事はほとんどが新規で一品一様の製品となっている。 「当社の関連会社である(有)ワーク三光社では製缶加工をメインに行っており、中厚板製品や特殊な製品、複雑な製品を手がけています。旋盤・フライス盤といった機械加工設備も備えて、板金加工だけでなく機械加工にも対応し、加工範囲の広さも特長としています」と猪爪 健常務は語っている。 盗難をきっかけにSDDサポートサービス導入 同社は1998年にネットワークサーバーASIS100PCL(SDD)を導入して以来、AP60/100による展開図とブランク加工データの作成だけでなく、AP100のオプション機能によるネスティング(2002年)、Dr.ABE_Bendによる曲げ加工データ作成(2004年)、稼働サポートシステムvFactory(2004年)、生産管理システムWILL受注・出荷モジュール+Mの導入(2007年)など、立て続けにソフトウエアを導入し、デジタル化を推進してきた。 「数年単位でソフトウエアを増強していったことで、サーバーであるSDDへの負荷、データへの依存度は幾何級数的に増していき、セキュリティ対策が不可欠と考えるようになりました。その矢先、事務所が盗難に遭い、ノートPCを盗まれました。この事件をきっかけに、盗まれたのがもしSDDだったら、盗まれなかったとしても悪意のある誰かにイタズラされてそのまま復旧できなかったら、当社はどうなってしまうんだろうという危機感が募っていきました。デジタル化が進めば進むほどネットワークの重要性は増し、扇の要であるサーバーがなければ業務が成立しなくなってしまいます。多少の投資はやむを得ない、当社の生命線であるデータを守らなくてはいけないと考え、アマダアイリンクサービスの『SDDサポートサービス』の導入を決断しました」(小野専務)。... つづきは本誌2010年5月号でご購読下さい。 |