
LC-3015F1NTの前に立つ今年で80歳を迎えた河島隆則社長
2年ほど前からは農業用機械についても排ガス規制が強化された影響で更新需要が増加している。生産の90%は受注生産で、生産は1日1機種20〜30台ロット位が平均。広大なゴルフ場の芝生を清掃する自走式乗用スイーパーのような大型の機械は月産5〜10台、小型運搬車などは月産500〜600台程度となっている。製品の部品構成は、タイヤやクローラー、エンジンといった購入品が7割、同社や同社のサプライヤーから調達する加工品が3割で、1機種に使用される部品点数は平均200〜300点、多いものでは600点くらい。登録されている部品数は7万点弱で、このうち年間に手配されるものは5,000〜6,000点程度となっている。