〜特集:「建設機械業界の板金部材調達」〜
建機部材の加工が9割以上 ![]() 同社は昭和7年に創業されシヤーリング、ガス切断機、プラズマ切断機、レーザマシンを使って鋼材の切断、レベラー、曲げ加工、機械加工を行って各種鋼板並びに帯鋼の切断、2次加工及び販売を行う鋼材加工業者として事業を拡大してきた。現在は東京事業部の厚板部浦安工場、コイル鋼板部船橋工場と土浦事業部の土浦工場、山形鋼板部山形工場の4カ所の工場で事業を行っている。さらに、平成17年には主力得意先である日立建機が工場進出したインドネシアに芝浦シヤリングインドネシア (略称:SSI)を開業、現在では200名の従業員で月間3,000トン以上の部材加工を行うまでになっている。 月間の母材消費量は9,000トン ![]() 同社の基幹工場である土浦事業部土浦鋼板部は加工する部材の大半が日立建機とそのグループ企業や協力工場となっており、建機業界の生産動向がそのまま同工場の業績にストレートに反映される。同工場では2002年を底にして切断量は右肩上がりで推移しており、昨年11月には工場新記録である月間切断重量5,400トンを達成した。月間に消費する母材消費量は9,000トンを超え、約2,000トンを協力工場に外注している。... つづきは本誌2008年3月号でご購読下さい。 |